2009年10月15日木曜日

初診

今日は記念すべき初診日。
午前中に終わらせてしまおうと思い、
気合を入れてふだん絶対乗らない時間帯の
電車に乗り込んで朝の8時に病院に到着。

初診受付はすでに人がたくさん座っている。
この人たち、いったい何時に入っているのかしら?
なんて気にしつつ、番号札を取ると121番。

どうやら100番から読み上げているみたいなので、
俺の前にすでに20人はいるってことか。
ん~、8時ジャストに来たのに、あいかわらず
大学病院はすごいな。

さて、番号を呼ばれ、
初診受付用の用紙と保険証を提出。
それから、紹介状の宛名を確認された。
ちゃんとその科宛てのものかどうか、
ここで確認するらしい。

カルテを作るので待ってくださいと言われ。
待つこと5分くらいかな?

再びよばれ、目当ての科への道案内を受ける。

受診する科に到着。受付にカルテを提出。
おねーちゃんからしばらく待っていろと言われる。
しばらく待つこと10分くらい。この番号が液晶の掲示板に
現れたら入室しろと言われる。
また待つ。20分くらいだったか?
近くにデブメガネのいかにもなにーちゃん一人。
俺の直前の人だったみたいで、俺の手前の番号が表示されると
入室していった。ああ、あの人も感染してるんだな。と思う。

その人が出て行って、おれが呼ばれる。
なるほど、一人出るまでは中に入れないんだな。
そりゃそうだよね、だって病気が病気だもん。

さて、入室。案外狭い。
担当医とそのサブみたいな人、2人の医師がいる。
さらに、看護師が1人。
医師たちは男性で、看護師は女性。

まず基本的な問診。
体調はどう、とか。生活習慣(たばこ・酒・睡眠)について、
家族構成、家族の病気の有無。
身長(自己申告)、体重(体重計に乗る)、体温測定、
HIVについての基本説明(ネットで死ぬほど読んだ内容ばかり)。
触診(仰向けになって足を曲げて指で押さえられる、あれ)。
まあ、内科的なことばかりだよね。

で、これから採血、心電図、レントゲンをしろ、とのこと。
結果は2週間後、その結果を見て、カウンセラー(ソーシャルワーカーって言ってたかな?)
との面会をしましょうか、ということ。

そのあと、病院の体制や診察時間外についての対応など、
マニュアル的な冊子やプリントされた冊子を
看護師の説明とともに受け取る。
この人、専任看護師って書いている。
すごいね、こんな大学病院でこんな職についているんだから、
この人は志高いんだなあと思った。

このとき、病院に入って2時間経過。
まあ、そんなに長時間経っているというわけでもないか。

それから採血と心電図のために移動。
心電図撮影。カーテンで仕切られた空間を急がしそうに
技師や助手、看護師が移動している。
カーテンだけだからほかの患者との会話がだだ聞こえ。
まあ、心電図だし、いいのかな。
心電図した後技師がどっかに飛び出ていって
助手がどうしていいか分からない様子だったけど、
いつまでたっても技師が戻らないから、「ではどうぞ」なんて言って
追い払われる。このあとどうなるの?とか思ったら
いつの間にか技師は戻ってきていてカーテン越しに
俺を盗み見て「あっ、今日は結果出ないんで、まだいたんですか?
すみません、どうぞ次の検査へ…失礼しました」などとしどろもどろなことを言う。
ていうか、こいつ若いあんちゃんなんだけど、
ゲイだな。あのカーテン越しの人の見方。。。

で、採血。ここは鬼のように順番まち。
呼ばれるまで30人くらいはいたかな。
けど滞りなく順番は呼ばれているので、
とにかく人は多いけど、こなす人たちも
迅速にやってくれているんだなと思った。
血は6本くらい抜かれた。。。
これで俺の中のウイルス量やCD4の値がわかるんだな。

そしてレントゲンへ。
ここも滞りなく終了。

この時点で11時くらい。
都合3時間ぐらいかかったってことか。
絶対金が足りないなと思ったので、地下にATMがあるらしく、
おろしたんだけど、地下に行くのにエレベーターか階段しかない。
で、エレベーターはあんなにたくさんあるのに、ちっともこない!
何でもエレベーターを優先して使う場合があるらしい。現に、
それに当たるとせっかく来たのに「乗れません」とアナウンスされた。
さすが病院。今度から地下に行く時は階段使うしかないな。

そしてお会計。10030円也。…まあ、こんくらいは覚悟していたけど。。。
高い! 保険使ってこれだもんね。

ということで会社には昼前に出社することができた。
あんまり長引くと「歯科に行く」って嘘がばれるかなと思って
朝早く出たんだけど、この調子だったら、午前中に終わって
出社することはできそうだなと思った。
もちろん病院すら行けないくらい忙しくなったら、ってことは
考えられるので、投薬治療になったとき、診察できないくらい
時間がないなか、どうやって薬をもらうか?などが課題として考えられる。
ま、けど土曜もやっているというから、もらうだけならもう慣れてきているころだろうし、
土曜に行ってもいいかなと思った。

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