2009年10月24日土曜日

49日

HIVに関しては特に話題はなく、
いつものように淡々と日々が過ぎていく。

まあ、一日としてHIVのこと、
考えない日はない。

あと何年生きているのか、
死ぬときはどんな状態で死ぬんだろう、とか
考えてもしょうがないような、漠然としたこと。

まあ、あまりに漠然としすぎて不安でもあるわけ。

そんな中、母親の49日で帰郷しようとしてる。
ついこの間亡くなったと思ったら、もうこんなに
日数が経っているんだなあ。

母が9月8日に死んで、そしたら今度は俺の感染が発覚して。
今年はここ数カ月でいろんなことが起きてしまった。
まだ誰にも「セカンドカミングアウト」はしていないんだけれど、
母には言えずじまいになってしまった、ということだ。

今のところ、誰に対して、どんな順番で、どうやって話そうか、
そんなことを考えている。

彼氏からか、高校時代からのゲイの親友からか、
それとも家族からか?

家族に伝えるのは一番辛いけれど、
やはり言わないといけないのかな?
父親、兄貴、義理の姉。
一番言えそうなのは、兄貴かな。。。

親には伝えていないっていう人、多いと聞くし、
俺も父親には伝えないつもり。
できれば知らないままで逝ってほしいと思う。

彼氏には伝えなきゃいけないと思っているんだけど、
これも気が重い。
感染した以上にショッキングなことを伝えなきゃいけない。
つまり、浮気していたこととか。。
傷つくだろうなあ、泣くかも。ああ、辛い。

一番伝えやすいのは、ゲイの親友だ。
高校時代からの親友。
学生からの友達だから、一番信用できる。
冷静だし、情に厚いし、なんだかんだ言って
いろいろと悩みを打ち明けている。
こんなだらしない自分の性格をよくわかってくれている
今となってはとてもありがたい存在なのだ。

久しぶりに来月会うことになっている。
タイミングとしては血液の検査結果もわかっているころだし、
ちょうどいいんだよね。
さて、どうなりますことやら。

0 件のコメント:

コメントを投稿